The formation of the Ocean〜海のできかた〜

Ikumi Togawa WORK in PROGRESS  継続する創作の場所

太陽なのだ

昨日この企画の話をしたときに、私のことを1年生の時から知っている人が、こう言った。「感じている距離感がものすごく遠い、広いのね。」それから「みんな同じなのね。」って。それじゃ、神様だねって、話をしたところで、「いや、神様じゃあないな、だってそのみんなに、私自身も含まれているから」って言った。
私のセカイの見方はきっと広い。広すぎる。だから、抽象的で、曖昧で。こう考えてると、マイナス思考になって、ああものつくり向かないんだな、なんて思い始めるんだけどさ、じゃあ、具体的に何かに立ち向かおうとしたところで、それは私にとって、非常に嘘くさいのだ。

私は、本当に平和なところで育ってきたと思う。だからいつのまにかぼんやりと宇宙のことを考えたりする癖がついた。地に足つかない、無重力状態で、大人の人間として生きることに不安もある。けれども、今、その宇宙にこそ、いまだかつて、どんなメディアにも取り上げられていない事実が、今日もぷかぷかと浮かんでいるのだ、ということを確信せざるを得ない。