ムユウジュの花のオレンジ色が目を攻撃する。 これ生きている？本物？ バナナは逆立ち。カカオはチョコレートを望まない。 みんなニセモノみたいだ。 前にユートピアの話をした。ワタシの景色。ガラリと変わるよ。 しーろい幹。か弱い。 ごつごつ太いが樹木…

冬に、言う。 昨日、いわきから帰ってきた。 あたたかい。 ちょっと出掛けていた間に、東京には春がきていた。 わたしはこの冬、 ああ冬が苦手だな、と何度も思った。 じぶんの身体が寒さに対応できないことがよくわかった。気持ちは元気なのに、寒さなんて…

旅の日記が煮詰まって来たので、書きます。 山形編。 私が初めて山形に行ったのは、2/13日。出発したのは、寒い寒い12日の深夜。理由はとても単純。「山に行きたいから」。その衝動一つで、急遽、バイト代の封筒をひっくり返して夜行バスを予約し、山形へ向…

明日から東北へ。 事情あって山形経由で福島県南相馬市へ向かいます。 私と福島県との関わりは、考えてみたら結構幼いときからあった。 会津若松の三島町のキャンプ場に、おそらく２歳から、毎年キャンプをしに行っていました。 木に囲まれたわたしたちしか…

地平線に対する自分の感覚と近いことを言っている記事を見つけた。 「ミクロ的視点では地球は平らに見えるが、マクロ的視点では地球は丸い」 地平線とはなんだろう。 どこまでも続く、という無責任でいい時間感覚。 切れ目のない永遠性。 今、立っているとこ…

うつったものをみた。 生える雨。 踏み潰される沼。 のぼる蒼色。 掻き分ける足頚。 黒い線はつきささった。と思えば、溶けて消えた。 横たわる。 霞む日。ゆれる雲。何処かで見た様な。 ああそうか。 母親の腹の中、夢心地。立つているのは困難だ。 染みわ…

てのひらひらひら 鳴く方へ。 碧き平（たいら）。 それが父か、母か、わたしは知らない。 泡立てる白縹（しろきはなだ）。 それが兄か、妹か、わたしは知らない。 もう近い。と、唄うたう。 気づくと頭上。 ふくらんではしぼむという不思議。 崖っぷちの太陽…

春はひっそりさわがしい。 温い風が曖昧だから、草は泣き、葉は怒り、花は笑っている。 あたまはぽっかり浮いたまま。 ちきゅうにおぎゃあと言ったとき、チクタクパッポーはわたしのこころをへしおった。 めの奥は真っさおで、なんにもない。 聞いてくれ。足…

小さい頃から、あこがれるんだ、広いねって。 自由だねって。 でも抱える力がなかったんだ。 ぜんぶ、そう、ぜんぶが落っこちて、しん、としてしまった。 くもも、鳥も、なにもかも。 空は、くうになってしまった。 下ではみんな楽しそう。 でも、くうには手…

"どうして創作するのか？" という問に、今なら咄嗟に答えることができる。"知りたいから。"表現すること、伝えることよりも、まず知りたいし、わかりたい。世界のこと、社会のこと、現実のこと、空想のこと、人間のこと、他の生き物のこと、地球のこと、宇宙…

4月末、Brick-oneにて、滞在公開制作を行ないます。 随時、詳細公開してまいります。よろしくお願いします。 渡川いくみ「黒い絵」ワークインプログレス 日時：4/25(金)〜28(月) 場所：Brick-one 2014年８月の初個展に向けた滞在公開制作と、そこでのダンス…

2014年「黒い絵ーa black spaceー」の創作へ向かいます。 2014年がはじまり、2ヶ月が経ちました。 大学生として生活するのも残り１年を切り、そういう意味では１つ区切りになります。 昨年まで色々な場所で制作体験をする機会をもらい、貴重な体験ばかりでし…